二人目不妊、漢方の考え方とは?

相談のイラスト


二人目が欲しい・・・ 

でも、一人目の時の様にできない。どうして?

と、思われている方がたくさんいらっしゃいます。

病院で検査をしてみると、ホルモンの分泌が悪いとか、片方の卵管が詰まっている、子宮筋腫が見つかったなど、医師から指摘される事もあります。

あるいは、AMH(女性の卵子の在庫を検討する指標)を測ってみたら、閉経間際の数値で驚いたというお話を、お客様から伺う事もあります。


以前は問題なかったのに、なぜでしょうか?

それは・・・ お身体の状態は一定ではありません。

生きている限り、お身体は内因・外因により常に変化しています。

二人目不妊の場合は、第一子の出産が大きな要因になっていると、漢方では考えます。

なぜなら、女性の妊娠・出産は血(血液)をとても消耗します。

仮に、第一子のお産から時間が経っていたとしても、その時の過度な消耗をきっかけにいわゆる「血虚:けっきょ」体質になっている可能性があります。

血虚になると、全身に栄養を届けたり、潤い養う事が十分に出来なくなります。顔に艶がない・口唇や爪の色が薄い・疲れてやる気が出ないなどの症状がでます。

また、血は精神活動にとっても欠かせない物質です。その為、不足するとイライラ・不眠・夢が多い・不安・動悸などの症状がでます。

イラスト:気と血の関係

血虚の場合「気虚:ききょ」を伴っているケースもあります。

気が不足すると、血が漏れ出るのを制御できなくなったり、血の運行(推動作用)に支障が出たり、いろいろと不具合が発生します。

気と血が両方不足する「気血虚:きけっきょ」の症状としては、しゃべるのがおっくう・顔色が蒼白あるいは萎黄・疲れて力が出ない等です。

ご自分で自覚していない場合も含めて、血虚や気血虚により、

体調不良が長引き心身共にバランスが乱れて二人目が授かりにくいコンディションになっている可能性も考えられます。




では、どうすれば良いのか?

まず、血虚のタイプは、血を補う「補血:ほけつ」の漢方がおすすめです。

気血虚のタイプならば、「補気補血:ほきほけつ」の漢方があります。

加えて、血の巡りを良くする「活血:かっけつ」も考慮すると良いと思います。

「何となく体調が悪い、手足が冷える」などの症状が改善して、二人目が授かりやすい身体作りにプラスになると思います。

ナツメ・ほうれん草・にんじんなどを食べるのもいいですよ。


さらに、もう一点あります。

それは、加齢の問題です。女性は、7の倍数でお身体が変化します。お肌のトラブルや月経の不調などが、年齢とともに現れます。

イラスト:子宮と卵巣

卵巣や子宮の老化は、漢方だと「腎」の問題として捉えます。

腎は生命活動の根本であり、生命エネルギーの源である「精」を蓄える臓器です。

卵巣から分泌されるホルモンも「腎精:じんせい」の一つです。

残念ながら、腎精は20代をピークに減少して行きます。


先程述べた補気補血・活血の漢方に加えて、腎精を補う「補腎薬:ほじんやく」を用いるとよいと思います。

いろいろ種類がありますので、体質に合ったものを服用してください。特に、40歳以上の方にはオススメです。

くるみ・山芋・黒ごま・銀杏・羊肉などを食べるのもいいですよ。


他にもいろいろあります。個人差もありますので、是非一度ご相談ください。

2019年02月18日|カテゴリー:妊活