加齢による体調不良には、補腎薬

東洋医学には、「腎」という概念があります。

腎とは、腎臓の働きのみならず、若さや新陳代謝・造血・免疫・ホルモン・生殖・骨や歯の維持などに関わっています。 生命活動の根本と考えられています。

腎のパワーが弱ってくる事を「腎虚」と言います。

分かりやすく言い換えると「老化」です。 加齢による身体の芯からの冷え・ひどい疲れ・筋力や骨密度の低下・免疫力の低下・抜け毛・耳鳴りなど、 いろいろな症状が出てきます。

卵子の老化(質や機能の低下)もその現れです。

女性の場合は、7の倍数で身体が変化すると言われており、35歳位から妊娠力が低下します。肌荒れなどのトラブルも増えてきます。

さらに、42歳位からはプレ更年期に入ります。バランスを崩しやすく心身の不調に悩まされる事もあります。→更年期障害

腎虚の症状を改善するのが、「補腎薬」です。 たくさん種類があり、体質や目的で使い分けます。

いつまでも若々しく、健康寿命を延ばせるように、漢方でサポートさせて頂きます。


漢方で元気に若々しく健やかに
2019年01月07日|カテゴリー:漢方