春の妊娠のご報告

桜の花が、満開になりました。
春爛漫の今日この頃ですが、お客様から嬉しい妊娠のご報告を頂きました。
ご年齢は38歳で、お子様がいらっしゃいます。
1年前から、人工授精を6回したものの結果が出ずご来店されました。
漢方カウンセリングでは、手足の冷え・腰痛・黄体機能不全・子宮腺筋症などについてのお悩みを伺いました。
以前はタイミングで授かったのに、今回はなかなか思うようにいかないとの事でした。
私の印象としては、ストレスや疲れの影響がある様に感じました。
漢方的には、気・血を消耗して「気血虚」になって体のバランスが乱れている状態だと思いました。
そこで、気血を補いながら本来お持ちの妊娠する力を引き出せる様に、「漢方の周期療法」をご提案させて頂きました。
この方法は、低温期・高温期など女性の生理周期に合せて、飲む漢方薬を変える方法です。
お客様は、漢方の周期療法の開始後、体外受精にトライするとのお考えを固められました。
この方法は、体外受精との併用も可能なので、そのまま続けて頂きました。
体外受精の成績ですが、4~5個採卵できて、2個程度胚盤胞で凍結できるといった内容でした。
また、AAグレードなど、質の良い受精卵ができたとのお話しも伺いました。
そして、病院の治療と漢方を続けた結果、3回目の移植で妊娠されました。
お客様から「漢方のお陰で念願の妊娠ができました」と嬉しいお言葉を頂きました。
おめでとうございます。いろいろな試練を乗り越えて結果が出て本当に良かったですね。無事ご出産なさる事を、心よりお祈り申し上げます。
さて、ご存知の様に不妊治療は保険適応となっております。ただ、回数の制限があります。
漢方で体のベースをしっかり作る事が、限られたチャンスを活かす一助になると思います。
是非ご相談ください。