「30代後半・40代から妊活を始める」
決して遅くはないと思います。
晩婚化、社会構造の変化等の影響でしょうか、当店でも30代・40代の不妊相談が増えています。
46歳で妊娠(体外受精)、47歳で出産というケースもあるそうです。(不妊専門医のお話し)
「諦めなければ、可能性はある」と思います。
ただ、お身体は少しずつ「老化」して行きます。卵子も同様です。
焦らせるつもりはないですが、「時間との闘い」でもあります。
では、どのように取り組んだら良いでしょうか?
一番大事なのは、身体の土台作り、即ち「妊娠しやすい身体作り」をする事だと思います。
漢方による身体作りで、妊娠力や子供を産む力が高まると考えています。
実際、当店の30代・40代のお客様においても、体作りをしながら自然妊娠を目指したり、体外受精にトライされています。
妊娠や出産のご報告も多数頂いております。
勿論、全ての方が、妊娠とは行きませんが、漢方で体調が良くなったり、
今まで気になっていた症状が改善したりとの反響を頂いております。
病院の治療も大切です。
まず、婦人科(できれば不妊専門の)を受診して、お身体の現状を確認しましょう。
自覚する身体の不調がなかったとしても、ホルモンバランスが乱れていたり、卵管がつまっていたり、
あるいは自然に排卵していない等、判るケースがあります。
20代の方であれば、しばらく自然妊娠を試みてから婦人科に行っても良いと思いますが、
30代後半からの妊活では、時間を無駄にしない為に早めに受診して検査を受ける事をお勧めします。
その際、必ずご主人様も「精液検査」を受けた方が良いです。
実に、不妊の原因の約50%は男性側にあるのです。(WHOの調査等)
不妊治療において、ご主人様の協力は欠かせません。
当店でも、男性不妊の事例は増えています。ご夫婦でいらっしゃって、ご主人のご相談を中心にするケースもあります。
検査結果次第では、専門の泌尿器科の医師に診て頂くと良いと思います。
その上で、今後の道筋をたてると良いと思います。
自然妊娠を目指すのか、人工授精や体外受精も視野に入れるのか、経済的な面も考慮しながら検討します。
「お二人がどうしたいのか」が、最も大切です。
つまずいたら、軌道修正しましょう。
残念ながら、病院の不妊治療は、100%うまく行くわけではありません。
心身ともにストレスを感じながら一生懸命治療を受けても、思うような結果が出ないで悩むケースもあります。
だからこそ、「どれだけ納得して治療を受けているのか」が重要だと思います。
「なぜ、この検査が必要なのか」「なぜ、この注射を打つのか」きちんと応えてくれる医療機関を選びましょう。
当店の不妊相談は、漢方の理論をベースにしていますが、西洋医学的な観点から考える事も重要だと思っています。
赤ちゃんに出会うまでの道筋は、人それぞれです。
今までの経験を活かしながら、お客様にとって最良の選択肢が見つかるようお手伝いしたいと思います。
これから妊活を始める方も、行き詰まっている方も、よろしければ一度ご相談ください。
皆さんが可愛い赤ちゃんに会えますように。。。